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20200524 ラムサール条約勉強会

「吉野川の恵みと人々の暮らしを考える」


吉野川の恵みと人々の暮らしを考えるpdf
「吉野川の恵みと人々の暮らしを考える」のご案内PDF
★申込不要・参加無料です。

 ラムサール条約勉強会

「吉野川の恵みと人々の暮らしを考える」


■日時:2025年5月10日(土)13:30~16:30

■ところ:とくしま県民活動プラザ 研修室 徳島市東沖洲2丁目14 沖洲マリンターミナルビル1階

■主催: とくしま自然観察の会 https://shiomaneki.net

■協力:JiVaラムサール(湿地を楽しむ仲間たち)https://jivaramsar.org/

■問合先:TEL 088-623-6783 eメール このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 


【プログラム】


1.「ラムサール条約と『湿地自治体認証』」 名執芳博さん(JiVaラムサール会長)

2.「吉野川における人と生き物の暮らし」 河口洋一さん(徳島大学)

3.「吉野川河口は魚介類と漁業にとって大切な場所」 上田幸男さん(吉備国際大学)

 

■質疑応答、ディスカッション

■勉強会のあと、交流会(お茶会)にて、楽しく意見交換する場をもちたいと思います。当日参加大歓迎です。


趣旨: 「ラムサール条約(湿地条約)」は、人間をはじめ多くの生きものを支える「湿地」の保全と賢明な利用を推進する国際条約です。2025年4月現在、172国が加入し、2536か所の湿地が「国際的に重要な湿地」としてラムサール条約に登録されています。
日本には北海道から沖縄まで、53か所のラムサール条約登録湿地があります。またラムサール条約には、湿地と密接な関係を有し、大切にしている都市を「湿地自治体」として認証する制度があり、新潟市、出水市、名古屋市が認証されています。ラムサール条約登録湿地も湿地自治体も、四国地方にはまだ1つもありません。
四国を代表する「吉野川」は、下流域に発達した扇状地に「水都」徳島を形成し、多くの人々の暮らしの基盤を支え、多様な生きものの命を育んでいます。環境省のラムサール条約登録の潜在候補地にもなっている吉野川河口域と徳島市の「湿地」としての価値、その利用と保全についてラムサール条約の観点から考える勉強会を下記のように開催します。
 「JiVaラムサール(湿地を楽しむ仲間たち)」は、経団連自然保護基金の支援を受けて、四国にラムサール条約の普及啓発をしているNGOです。

名執芳博(なとり よしひろ)/元環境省国立公園レンジャー。ラムサール釧路会議の準備室長(1990~1994)、野生生物課長(2003~2006)時代などに、条約登録湿地25カ所以上の登録に関わった。日本国際湿地保全連合前会長、日本鳥類保護連盟前専務理事、日本湿地学会顧問。2020年「JiVaラムサール」を設立し、現在まで会長。
河口洋一(かわぐち よういち)/ 福井市生まれ55歳、新潟大学大学院自然科学研究科博士後期課程修了(博士(学術)、徳島大学 理工学部社会基盤デザインコース准教授。徳島での研究も16年目をむかえ、森里川海の生き物的つながりと、人のなりわいに興味を持っている。
上田幸男(うえた ゆきお)/徳島市生まれ66歳、三重大学大学院水産学研究科修了、徳島県と(独)水産総合センター西海区水産研究所で勤務、R7年度から吉備国際大学農学部海洋水産生物学科客員教授、徳島の海とさかなと漁業を見つめたいと思っている。

吉野川河口みらい講座(2025年2月2日)



小林聡史先生によるラムサール条約を知る連続講座

[重要な「湿地」を登録するとどうなるのか?] 

吉野川河口みらい講座(2025年2月8日)



小林聡史先生によるラムサール条約を知る連続講座

[湿地のワイズユースと吉野川河口域]