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利枝子のガタガタ日記


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干潟の探検に出かけよう!

吉野川河口たんけんvol.1(2000年4月29日発行)
★住吉 今・昔

いつもは吉野川河口干潟で、シオマネキやトビハゼと遊んでいるメンバーが集ま って、カニたちが、まだ潜っている3月12日、ちょっと肌寒い町へタウンウォッ チングに出かけた。
現在の住吉5丁目から6丁目にかけて、吉野川堤防と並行して走る細い道は、 まわりの開発された土地とはひとあじ違う、集落の魅きがある。ここにお住まい のおじいちゃんにお話しを伺う。(写真・真中;お話をしてくれた今津貞太郎さん)

■地名について
■吉野川の堤防工事と村の移転について
■生業について
■子どもの頃の遊びについて

★あちこち動いたお地蔵さんの話

現在、住吉6丁目の吉野川堤防に通じる道路脇に祀られている お地蔵さんには、この地に落ち着くまで あちこち動いたお話しがある。
 旧堤防の水門あたりは、水深が深くここから身投げをする人がよくあった。流 れがゆるやかなのと、潮の干満があるのでこのあたりは水が行きつ戻りつしてい て身投げ人の死体は海へ流れず、中洲や堤防にあがった。自殺者の供養と身投げ 防止の意味でいつの頃か水門脇にお地蔵さんを祀った。
 堤防が新しくなった時、蛭子神社の裏に移転したが、近くに住む人が縁起が悪 いと、夜中にお地蔵さんをリヤカーに積んで畑地のはずれに移した。誰かが気づ いて戻すと、今度は少し川上にあった水門のところへ動かす。こんなことが何も あって、お地蔵さんは鼻が欠け、耳が落ちてしまった。それでも堤防下でお祀り していたが、10年程前、大きな道路がつくことになり、再び移動させなければな らなくなった。道路に分断されて、1坪半、三角形に残った土地を地元の有志で 買って、新しくお地蔵さんもこしらえて祀っている。近所の人が花や水、そうじ などの世話をしている。
交通量の多い道路を背に おだやかに座すお地蔵さんにこんな歴史があったと は。